【入門編】ゲーミングPCの電気代はいくら?節約方法や計算式を解説

ゲーミングPCは長く起動する場面が多いですが、意外と気にるのが電気代です。

ゲーミングPCは、高性能なグラフィックボードやCPUを搭載しているため、通常のパソコンよりも消費電力が高くなります。

では、具体的にゲーミングPCの電気代はどれくらいかかるのでしょうか?

本記事では、ゲーミングPCの電気代の計算方法、節約方法をご紹介します。

最近は電気代も高騰が続いているので、賢くゲームを楽しもう!

ゲーミングPCの電気代の計算方法

ゲーミングPC

ゲーミングPCの電気代は、以下の式で求められます。

電気代(円)=消費電力(kWh)×電気料金(円/kWh)×使用時間(h)

それぞれについて詳しく解説します。

消費電力

消費電力は、ゲーミングPCに搭載されているパーツの性能によって異なります。

主にCPUとグラボが消費電力の大半を占めるため、2つを足した消費電量≒ゲーミングPCの消費電力を考えましょう。

高性能なCPUやグラボを採用しているハイエンドモデルほど、消費電力は高くなるよ!

例えば、Core i7-11700KとGeForce RTX 3080を搭載したゲーミングPCは、約490Wの消費電力があります。

モニターも消費電力に影響しますが、一般的には10W~45W程度です。

電気料金

電気料金は、地域やプランによって異なる点に注意しましょう。

一般的には1kWhあたり27円前後ですが、燃料費調整額や再エネ賦課金などが加算される場合もあります。

以下では、例として、1kWhあたり27円として計算します。

使用時間

使用時間は、ゲーミングPCを使っている時間です。

毎日何時間使うか、またどんな用途で使うかによって変わります。

ゲームや動画編集などの重い作業をする際は消費電力が高くなりますが、インターネットやメールなどの軽い作業をする際は消費電力が低くなります。

例として電気代を計算

消費電力が600W、電気料金が27円/kWhのゲーミングPCを1日5時間使用した場合、1か月の電気代は以下のようになります。

電気代(円)=0.6(kWh)×27(円/kWh)×5(h)×30(日)=2,430円

このようにして、自分のゲーミングPCの消費電力と電気料金を調べれば、おおよその電気代を計算できます。

以上がゲーミングPCの電気代の計算方法についての解説です。

続いては、ゲーミングPCの電気代の節約方法について解説します。

ゲーミングPCの電気代の節約方法

ゲーミングPC

以下では、ゲーミングPCの電気代の節約方法を解説します。

①グラフィック設定を下げる

ゲームや動画編集などでグラフィック設定を高くすると、グラボに負荷がかかり消費電力が上がります。

必要以上にグラフィック設定を高くせず、適切なレベルに調整しましょう。

グラフィック設定を過度に低下させると、ゲームを快適にプレイできない場合もあるので注意が必要です。

②電源プランを変更する

Windowsには電源プランという機能があり、パフォーマンスと消費電力のバランスを調整可能です。

電源プランは「高パフォーマンス」「バランス」「省電力」の3つから選べます。

基本的にゲーミングPCでは高パフォーマンスに設定しましょう。

ただし、電気代を節約する場合には、バランスに設定するのがおすすめです。

バランスと高パフォーマンスで、体感的にゲーム性能が大きくことなるというわけではないので、状況にあわせて選択してください。

③使用しないときはシャットダウン・スリープする

ゲーミングPCを使用しないときは、こまめにシャットダウンまたは、スリープにしておきましょう。

スリープでも消費電力は発生しますが、通常時に比べればはるかに電力を抑えられます。

目安として、90分以内であればスリープ、90分以上使用しない場合は、シャットダウンがおすすめです。

④ゲーミングPC内部のLEDを使わない

ゲーミングPCでは、内部LEDでのライティングを楽しめます。

ただし、消費電力は高くなってしまうので、電気代を節約する場合にはOFFにしておきましょう。

以上がゲーミングPCの電気代の節約方法についての解説です。

まとめ

本記事では、ゲーミングPCの電気代の計算方法、節約方法をご紹介しました。

ゲーミングPCの電気代は、消費電力×使用時間×電気料金で計算できます。

消費電力はパーツの性能によって異なりますが、平均的には1時間あたり10円~20円程度です。

ゲーミングPCの電気代はほかの家電と比べ、それほど大きな消費ではありませんが、無駄な消費電力を抑えて快適なゲームライフを楽しみましょう。

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